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オスカー・オースチン (ミサイル駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
艦歴
発注 1994年7月20日
起工 1997年10月9日
進水 1998年11月7日
就役 2000年8月19日
退役
その後 就役中
要目
排水量 9,648 トン
全長 155.3 m (509 ft 6in)
全幅 20.1 m (66 ft)
吃水 9.4 m (31 ft)
機関 COGAG方式
LM 2500-30ガスタービンエンジン (27,000shp) ×4基
可変ピッチプロペラ(5翔)×2軸
最大速 31ノット
航続距離 4,400 海里(20ノット時)
乗員 士官、兵員 380名
兵装 Mk.45 mod.2 5インチ単装砲 ×1基
Mk.38 25mm単装機関砲 ×2基
Mk.15 20mmCIWS×2基
M2 12.7mm機銃 ×4挺
Mk.41 mod.7 VLS ×96セル
Mk.32 3連装短魚雷発射管×2基
艦載機 MH-60R×2機搭載可能
C4ISTAR AWS B/L 6 (Mk.99 GMFCS×3基)
AN/SQQ-89
センサ AN/SPY-1D(V) 多機能レーダー×4面
AN/SPS-67 対水上レーダー×1基
AN/SQS-53C(V)1艦首装備ソナー
電子戦 AN/SLQ-32(V)3 ESM/ECM装置
Mk 36 SRBOC デコイ発射機
モットー Honor and Sacrifice

オスカー・オースチン (英語: USS Oscar Austin, DDG-79) は、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の29番艦。艦名は名誉勲章を受章したアメリカ海兵隊オスカー・P・オースチン上等兵に因む。

艦歴

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艦の就役式ではオースチンの母親、ミルドレッド・オースチンがセレモニーを行った。

オスカー・オースチンは2002年後半に初配備が行われ、オペレーション・イラク・フリーダムの初回攻撃に参加した。2005年9月に再びオペレーション・イラク・フリーダムの支援に参加し、2006年3月に母港へ帰還した。

2007年の時点で、オスカー・オースチンはDESRON 26に参加中である。

2018年11月10日、ノーフォーク海軍基地でイージスシステムのベースライン9へのアップグレードとオーバーホールを受けている際に火災が発生。電気系統にまで深刻な被害が及んでおり、修理には2022年初頭までかかるとされている[1]

Flight IIA

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オスカー・オースチンはアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦 Flight IIA 最初の艦である。それ以前の艦と比べて船体長が1.4m延長され、排水量は900トン増加した。

VLSのセルも6基増設され、SH-60 シーホークを二機運用できるように格納庫が増設された。増設された構造物がレーダー波に干渉しないよう後面の AN/SPY-1Dレーダーは一段高い位置に装備された。

オスカー・オースチンは5インチ54口径 Mk.45 砲 mod.2 を搭載した二隻の Flight IIA 艦の内の一隻である。もう一隻はルーズベルトであり、ウィンストン・S・チャーチル以降の艦は5インチ62口径 Mk.45 砲 mod.4 を搭載している。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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